政治的な話が続きます。
興味のない方は別のページへお進みください。
以前も触れた通り、蒋介石(中正)さんについては賛否両論!
台湾って、原住民・本省人・外省人とか、案外面倒なご様子…
大陸から移転して来た人々(含:中華民国軍)と、以前から台湾島に住んでいた人々との確執とか、二・二八事件とか、まぁ~歴史的には色々あったようですが…
私の場合、特に “好き” とか “支持している” とか “尊敬している” とか、全然そんなんじゃなくて~
近年の中韓による横暴は目に余る物があるので、普通に愚痴を言いに行っただけですω
「あなたが率いた国民革命軍(国民党軍・中華民国国軍)が
もう少し強くて
もう少し統率がとれていて
人民解放軍に寝返るような奴がいなければ…
習近平さんも世に出る事はなかったかも?
世界はもう少し平和になっていたかも?です…」
ってな話。
ソ連の介入はさて置き,,,
それと(元大日本帝国陸軍中将)根本さんの所でも触れた通り、大東亜戦争終結後、無条件降伏した日本兵を、無事日本本土に帰してくれた事へのお礼も!
千島・北方領土・旧満州に駐留していた旧日本兵の皆さんの場合、終戦間近の一方的な条約破棄による旧ソ連軍参戦の結果、シベリア抑留をはじめ中東諸国での強制労働等々、悲惨な末路を辿った事は既にご承知の通り。
多くの民間人にとっても状況は同じで、略奪・強奪・強姦・虐殺…
ありとあらゆる蛮行の限りが尽くされました。
そんなソ連の民度と比較して、内蒙古の日本人を無事に帰還させてくれた蒋介石さんの正義感、侠気には、心より敬意を払う次第です。
当たり前の事だと感じる方もいらっしゃると思いますが、戦時下の異常な精神状態と敗戦国に対する非人道的な行いは、数々の歴史から読み解くことができます。
蒋介石さん、ご存じのように大陸(浙江省)のご出身です。
「生まれ故郷に帰そう!」とか「戻させない!」とか議論沸騰のようですが、ご遺族をはじめ、影には現政権の思惑をはじめとする様々な葛藤があるようです。
陳水扁政権下の2007年の年末、一度慈湖陵寢は閉鎖されています。
民主進歩党政権は、国民党の色を少しでも薄めたいと画策する中で、蒋介石さんの威光を消し去りたいようです。
現在は民主進歩党の蔡英文さんが総統です。
この方、実は陳水扁政権時の副首相を務めた方です。
尖閣諸島や沖ノ鳥島の領有権問題が日台間で再発しているようなので、併せて今後の展開を見守りましょう。
以下、当時の状況を垣間見ることができるいくつかの記事を転載させて頂きました。
少しでも興味がある方はご一読ください。
最終更新日 2008年01月19日 15時38分39秒
Rakuten BLOG
配信日時:2007年12月24日(月) 12時16分
Record china (日本語版)
2007/12/24 CNN co.jp
台北(AP)
蒋介石親子の遺体「大陸に戻したい」(19日の日記)
2008年01月19日
国共内戦の果てに台湾に敗走した蒋介石は1975年に死去したが、本人の遺言で台湾には埋葬されてはいない。
ところが、台湾の現政権は政治的な狙いから、台湾における蒋介石の業績を否定するような動きをするので、いやけがさした遺族が「遺体を大陸に戻したい」と発言して波紋を呼んでいる。
2007年12月25日の朝日新聞は、次のように報道している。
【台北=野嶋剛】台湾の元総統、蒋介石、蒋経国親子の遺族が「遺体を中国・漸江(省)の故郷に戻したい」と発言し、波紋を呼んでいる。
台湾では陳水扁(チェンショイピェン)政権の方針で「脱・蒋介石」の動きが進み、23日には蒋親子の遺体安置施設を一時閉鎖。
現場に駆けつけた蒋経国の息子の妻、蒋方智恰さんがメディアに心情を吐露したものだ。
安置施設は兵士が警備し、市民の参観も可能だったが、23日に撤兵し、参観もできなくなった。
閉鎖は陳総統の指示とされる。国民党独裁を象徴する蒋家と与党民進党との対立をあおり、来年3月の総統選を有利に運ぼうという選挙戦略があるとの見方が有力だ。
大陸から台湾に逃れた蒋介石は75年に、蒋経国は88年に死去。
「中国統一後に大陸で埋葬せよ」との蒋介石の遺志で、遺体は台湾北部の桃園県に仮安置された。
だが統一困難な状況になり、遺族は台湾での埋葬に同意。
05年には墓所も完成した。
しかし、蒋介石に由来する施設名の相次ぐ変更など、蒋家の業績を否定する陳政権の動きに遺族が不快感を抱き、埋葬問題も宙に浮いていた。
陳総統は墓所建設に約3千万台湾ドル(約1億円)を費やしたことなどを挙げて「台湾を馬鹿にするな」と厳しく反論。
蒋家出身で立法委員(国会議員)の蒋孝厳氏は「この時期に(遺体の)大陸移送の議論は不適当だ」と遺族をいさめたが、埋葬問題を台湾メディアは大々的に取り上げ、陳総統の狙いが的中した形だ。
2007年12月25日 朝日新聞朝刊 14版 4ページ
「蒋介石親子の遺体『大陸に戻したい』遺族の発言、台湾に波紋」から引用
台湾の問題は複雑である。
古代から台湾に住む人々は9つの少数民族で、それぞれに言語が異なり生活習慣も違う。
そこに数百年前の一時期、大陸からまとまった数の漢民族が移住してきて、今では彼らが自らを正当な台湾人であると称している。
さらに国共内戦で大陸から蒋介石とともに渡ってきた中国人がおり、彼らは民族としては同じ漢民族のはずだが、正統派台湾人とは微妙に区別されているらしい。
蒋介石は「中国統一後に大陸に埋葬せよ」と遺言したそうだが、統一の夢は破れたにしても、故郷に埋葬してあげるのが人情というものではないか。
陳水扁氏の「台湾を馬鹿にするな」という発言が、この問題の複雑さを象徴している。
蒋介石の遺体、大陸の故郷へ?
遺族が島内での移葬を拒否―台湾
配信日時:2007年12月24日(月) 12時16分
Record china (日本語版)
2007年12月23日、かつての台湾総統である蒋介石(ジャン・ジエシー)、蒋経国(ジャン・ジングオ)の遺体が安置された慈湖陵、大溪陵が閉鎖された。
同日、蒋経国の三男・蒋孝勇(ジャン・シャオヨン)の妻・蒋方智怡(ジャンファン・ジーイー)さんは二人の遺体を浙江省寧波市奉化市の蒋介石の故郷に葬る意向を示した。
台湾当局は蒋父子の遺体を五指山の軍公用墓地へ移し、慈湖陵と大溪陵を記念館・図書館に改装する計画を持っている。
しかし、蒋方智怡さんや遺族の一部はこの措置に反対している。
もともと蒋父子は大陸反攻に成功した後、大陸に墓を建てようと考えており、台湾には正式な墳墓は作られなかった。
蒋方智怡さんは「慈湖陵、大溪陵の運営が公費の無駄遣いだというならば、二人の遺体を返して欲しい」と話し、浙江省の故郷へ葬る意向を示した。
陳水扁(チェン・シュイビエン)総統は「極めて深刻な問題」とコメント、来年の謝長廷(シエ・ジャンティン)民主党総統選候補は「遺族の問題だ」として与党内でも反応は分かれている。
(翻訳・編集/KT)
蒋介石元総統の墓所、台湾当局が閉鎖
韓国が朝鮮総督の墓を祭るようなものだから
2007/12/24 CNN co.jp 台北(AP)
(元ソースは削除済み)
台湾当局は24日、与党・民主進歩党(民進党)が国民党独裁時代の名残りを払しょくしようとするなか、蒋介石元総統の遺体が安置されている北部・桃園県の「慈湖陵寝」を閉鎖した。
国防部は衛兵の配備を廃止し、広大な同墓所を閉鎖するよう指示した。
元総統の遺体は1975年から、国民党が中国本土に戻るまでの期間、同墓所に仮安置されていると位置づけられている。
現在は最大野党の国民党と対抗している民進党の陳水扁総統は、23日の政治集会で、同墓所の閉鎖は税金の節約につながると発言した。
以下 “ご隠居”さんのブログ
こりあうぉっちんぐ より転記
昔、「犬が去って豚がきた」という題名の台湾人の本を読んだことがあります。
犬は日本、豚は国民党ですが、戦後の台湾はずっと国民党の占領下にあったわけですね。
韓国で李承晩による政治テロがあったように台湾では蒋介石による白色テロがあったわけです。
朝鮮人が日帝時代に朝鮮語を奪われた、というのは嘘だけど、台湾人は実際に台湾語を奪われ北京語を押し付けられていたわけですから。
李登輝が総統に就任するまで、そういう時代が続いていたわけですね。
李登輝のモットーが、「誰でもぐっすり眠れる台湾を造りたい」ですからね。
彼の世代は夜中にこっそり引っ張っていかれることが常だったわけだから。
台湾人にとっては野蛮な征服者以外の何者でもないし、台湾経済に貢献したわけでもない。台湾の経済は韓国と違い、政府と癒着した財閥ではなく、自力更生の中小企業によって成し遂げられたものですからね。
台湾人の台湾、という考えの一環でしょうから北京政府がどう反応するかな?
ぜひ高金素梅あたりの見解を聞きたい(笑)
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