朝 食
総督府へ
一般見学要項
集合場所
入館前検査
入 館
見学終了~
参考URL
朝 食
Good morning!Single Inn-Taipei !!
朝食はナントおにぎり!
避けて来た日本食ω
厨房のお姉さん、
”よく見かける型 “
に入れて握って?くれました。
付け合わせは、レタスと塩もみした胡瓜…
ここで頂く今回最後の朝食でした。
以下、台湾総督府(中華民国総督府)を “総督府” と表記させて頂きます
総督府へ
さて!出発!!
午前中に総督府の見学を予定しています。
先に言っておきますと、総督府内部の画像はありませんω
それにしても毎回思いますけど、皆さん無理に乗車しません。
(急いでいる時は別なのでしょうけど)
画像をご覧の通り、乗客が溢れそうになると次の電車を待つのが台湾流?
時間に余裕を持って行動しているんだと思われます~
総督府へは様々な経路があります。
台北MRTの駅でいえば
青線(西門)
緑線(西門・小南門)
赤線(台大醫院)
に囲まれた台北の中心地区にあり、どこから行っても行けちゃう立地です。
今回は青線でBL11西門駅 へ!
(地図データ:Google、DigitalGlobe)
宿泊先が青線沿線だった事と、西門駅が最も集合場所に近い事が重なりました。
GoogleMap上に徒歩ルートを検索して図示してありますが
西門駅の
出口3から一本道で徒歩5分
もあれば辿り着けます。
一般見学要項
一般見学についてのルールは、公式サイト(繁体中文)をご参照ください。
日本語で解説されているサイトから、必要と思われる部分を抜粋してみます。
- 平日・祝休日共通
・お越しの際は必ずパスポートや居留証をご持参ください。
・スリッパや短パン・スリッパなどの不適当な服装では入場を拒否される場合もあります。
- 平日の見学
平日の月~金 9:00~12:00
(受付時間:09:30/10:00/10:30/11:00/11:30最終受付)
・月~金 9:00~12:00 の参観は予約不要です。入口に並んでください。
(15人以上の団体の場合は3日前までにネット予約かFAXでの申し込みが必要)
・11:30までに3番入口から中へお入りください。
(博愛路と寶慶路が交差している所にある、以下参照)
・写真撮影は平日の午前中参観においては不可です。
FAX用の申し込み用紙をDLすると「問題があって開けない」とアラートが出ますが、普通に開けました。
送信先のFAX番号は書面内に記載されています。
日本からFAXで申し込む人がいるかは不明ですが~w
- 祝休日の見学
祝休日は月に一度の一般公開日(特別観覧日)のみ 8:00~16:00
(公式サイトに祝休日の公開予定表が掲載されています)
・月に一度の祝休日一般公開日はカメラ撮影が可能です。
・祝休日一般公開日も事前申し込みは不要です。
・集合は正面入り口です。(念のためご確認を!)
・9:00~15:00 の正時にガイドがあります。(英語と中国語のみ?)
集合場所
平日の一般公開 と
月に一回の祝休日一般公開 は、集合場所が異なるようです。
と記載されていますが、地図でいえば
北西の角
です。
下画像のような案内板が立てられており、受付前には見学希望者が列を作って並んでいるので判ると思います。
並んで案内開始を待っている間、後方に
”どこからど~見ても聞いても考えても大陸からの団体観光客としか思えない人々”
が並びました。相変わらず周囲に配慮する事もなく、早口な抑揚のある大声で会話しています。
まぁ~それ自体はほんの数分ですから我慢していれば良いのですが…
男児が生け垣の上を歩きます。
ヨロケて私の肩を支えにし、前に並んでいた人を蹴飛ばしながら飛び降ります。祖母と思われる老女の元へ、私の足を踏みながら駆け戻ります。走り寄る男児を老婆が抱き抱えて撫で回しています。
三世代と思われる一家の一人息子だと思われますが、旧“一人っ子政策”の弊害でしょうか?民度なのでしょうか?華夷思想の名残でしょうか?
まぁ幼子ですから、寛容な心で容赦したとしても、やはり彼を取り巻く環境には、多分な問題がありますね…
百歩譲って、大切な、可愛い唯一人の跡取りだとしても、人に不快感を与え迷惑をかけた行動についての躾、謝罪がまったくない保護者…
お国の慣習?人民の価値観?が、この甘やかされて育てられ、自己中心的な世界観と社会性を培われ成長する彼や、またその子孫にも、永年に亘り受け継がれ行くのでしょうね,,,
ビジネスの世界でも同様、言い尽くされた話ですが、例えば工業製品。見本にOKを出して大量生産を発注、納品された物を無作為抽出で検品して納品された後に、万が一不良品が出た場合でも、彼らの言い分として「その場で全品検査しなかった発注者の不手際」とされ、交換・返品・返金には、けして応じないそうです…
人を慮る、慈しむ、そんな感性や、商売の世界でも「損して得取れ」的な発想や”忖度”といった考え方は持ち合わせていない民族である、とよく言われていますよね?
この家族が、民族の代表で全てを物語っているとは言えませんが、少なからず彼らの同胞にはこのような行為言動が随所に散見されます。
世界の中心民族!何をしても許される特別な存在!なんて事はないわけです。
「他人のフリ見て我がフリ直せ」と言われるほど私自身まだボケでもいませんし、彼らと比較されるほど落ちぶれているとは思いたくはありません。
とにかく、不快極まりない一時でした。
入館前検査
警備員というより、普通に軍の方でしょうねω
自動小銃を、単に肩から下げているのではなく、いつでも発砲できるように?構えて立ってます!
奥から黒服さんがゾロゾロ~ 建屋前でミーティング… 奥で済ませれば良いのにw
で、一斉に解散! 持ち場に着いたのでしょうか… 先頭から検査場へ誘導が開始されます。
入館前検査
体験談では「非常に厳しい」と印象を述べている方もいましたが、国定古蹟に指定されている単なる観光地ってだけではなく、現役の行政府です。
例えは違うかも?ですが、USAで言えば “ホワイトハウスに入るようなもの” ですから、そりゃ爆弾でも持ち込まれたら…ですよネω
パスポートを提示して、ナンバーを控えられます。
カバンを開けて、中を確認されます。
金属探知機で、軽くスリスリされますww
私の場合は、ライターを没収されました!(๑´ڡ`๑)
引換え札を渡されて、後でちゃんと返してくれます。
中華民国総統府で掲載されている方のwikipediaには
ビデオ、カメラは持ち込みできない(カメラつき携帯も同様)
と記載されていましたが、ご時世なんでしょうかね?
そこまで厳しくはなく、スマホは普通にOKでした。
逆に “何でもアリ!?” になってました。
コンサート等では、入り口でカメラや録音機材は一時預かりになりますよね?
著作権とか肖像権以前に、ここは “一国の行政を司るお役所“ ですよ?
携帯・スマホは緊急連絡等を考えれば許容範囲との考えもあるのでしょうけど、モロに “カメラ!” ってヤツも、そのまま持ち込んでいた人が大勢いました。
まさか、撮影禁止を知っていて隠して持ち込んだのではないと思いますが…
かつては、政治的理由から中華人民共和国の国籍保持者は見学不可能であったが、現在では見学できる。(出典同上)
ってな時代があったようですが、復活させるべきだと思います…。
日本語ガイドを希望している人は、現地のボランティアさんの内、日本語が堪能な方にガイドをして頂く事が可能です。
パスポート番号を控えられるタイミングで国籍を確認されますので、その際に「日本語ガイドを希望している」旨伝えればOKです!
受付時に、日本語のパンフレットを頂きました。
(あれ?中に入ってからだったかな?記憶が曖昧でスミマセン…)
時間内に並んでいた人の受付が全員終わるまで出発しないシステムなのか、日本語ガイド希望者が全員集まるまで、暫し待機です。
(中国語ガイドさんは大勢いるのだと思われ、ある程度の人数が揃った時点で随時出発していました)
待機している間に、こんな物が配布されました!
季節柄、X’mas カードですね♪(•ө•)♡
ナンテ眺めていると…
誰かが腕を叩きます。
呼ばれているというよりも、結構強く叩かれた感じ…
リアルにちょっと痛い,,,
降り向くと、得体の知れないバ○アがこのカードを指差し、手を伸ばして来ます…
はあ?
「自分、もらってないのでクレ!」
ってな様子なんですけど、、、何なん?
少々沈黙の後、同伴者と思われる別のバ○アへ向かって笑い飛ばしてます…
ど~やら、私を配っている係員と間違えたようです。
がっ!
何も言わず、照れ隠しなのか、笑いながら立ち去ります。
何なん?(再# ゚Д゚
ど~せ言葉は通じないんだけど、一礼するなり手を合わせるなり、何かしらのリアクションでもあれば通じるってモンですが?
(国や地方によっては “手を合わせる=仏様に対する行為” として忌み嫌う事もあるようなのでご注意を!)
見ていると、先ほど入場前に後ろに並んでいた団体の一員です,,,
こちらをチラ見しながら、悪びれず
「や~ね!私、間違えちゃったみたい~笑笑」
みたいな笑い話にしているんでしょうか?
相変わらず耳障りな大声で、声高らかに談笑しています…ヽ(`Д´)ノ
どこのお偉いさんか知りませんが、アナタは世界の中心ですか?
とにかく、不快極まりない第二弾でした。
入場順が近かった事もあり、以後付かず離れず。
この団体とは、見学中終始接近するハメになりました,,,
入 館
前述の通り、館内撮影禁止です。
館内の画像や展示物については、公式サイト他アチコチに掲載されていますので、ご参照ください。
この時の日本語ガイドグループは比較的人数が少なく、6名の日本人観光客の皆さんと行動を共にしました。
見学は “自分のペースで自由勝手に回る” なんて事はできません。
ガイドさんの指示に従って、限られた範囲内のみ見学が可能です。
(祝休日は、平日見学禁止になっている3Fも回れるようです)
時間に制限があるので、例えば見学コースの内、前の集団が説明中で詰まっている時は、そこを飛ばして次へ進んでしまいます。
たまに “外せない場所” では、前のグループや、後続のグループと同じ部屋になる事がありました。
執務室(?のレプリカ?)がある部屋は目玉展示なのか、異様にゴッタ返していました。
同じツアーなのかは不明ですが、やはり同胞意識があるのか、ナゼか全員テンションMAXで大ハシャギ…
人数が多いから?ってのもあると思うんですが、ガイドさんもやたら大きな声を張り上げて案内しています。
各々私語全開の中、数人はガイドさんの話を聞こうとしているので、自然と声も大きくなりますよね,,,
学校の授業ではないので、ガイドさんも「静かにしてください!」とは言えない状況なのが気の毒です…。
ほぼ幼稚園状態!
自由奔放に展示物を手に取ってあ~じゃね~こ~じゃね~言ってます。
おかげで、こっちの解説もよ~聞こえんわ!凸(゚Д゚#)
展示物に触れても良いのか否かは不明ですが、背後に中華民国国旗が配置されている執務机に座り込んで、複数のペアが交互に記念撮影を撮りまくっています。
「椅子に座って」ではありませんよ?
「机に座って」です!
群集心理で “調子に乗る” ってのはよくある事ですし、せっかくのツアーです。
楽しくやるのはワカランでもありませんが、節度って単語を持たない言語なのでしょうか?
お育ちを疑います。
中華人民共和国と中華民国と台湾島原住民の歴史的な事を言ってしまえば長くなりますが、この連中にとってはそんな事は一切関係なく、単にテーマパークに遊びに来ているだけってな感覚のようです。
かの言語で案内しているガイドさんも、堅い事を言ってトラブルになりたくないのか、何も言いません。
言えないでしょうね…
ボランティアさんですから、何に権限もないでしょうし、無料で入場している連中なので、パスポート番号を控えているとはいえ、現状 “どこの誰だか判らない” 相手とは揉めたくないのも人情です。
持ち込んではいけないカメラ・ビデオの件はさて置き、所構わず撮影し放題の無法状態。
もし受付で発見しても、一時預かりとせずに黙認されているなら、はじめから公式サイトに禁止事項として掲載するのもど~かと?
ヤッたモンの勝ち?素直に従う方がアフォ?
レプリカか本物かは判りませんでしたが、執務机って、再度ホワイトハウスで例えれば “リゾルート・デスク” みたいなモンですよね?
(映画:ナショナルトレジャー(2)で有名)
ある意味では、法治国家の象徴に近からず遠からず…
それに腰掛けますか?
国家への冒涜以外の何ものでもありません!
ホント民度を疑います。
そんな社会性しか持たない民族に、史実とは異なる歪曲された歴史でトヤカク言われたくないワ!!
とにかく、不快極まりない事三度でした。
o(~o~;):ハァハァゼェゼェ,,,
見学終了~
まぁ~色々ありましたけど…
出口まで案内して頂き、後は帰るだけ!ってタイミングで
「ここだけは撮影OK」
って場所がありました!
総督府って、上から見ると 日 って漢字を横に倒した形してますよね?
(日本銀行は 円 の形をしているので、意図して設計されたと思われます)
その中庭の片方です。
出口付近には、記念スタンプも用意されています。
最後に、お世話になったガイドさんに皆さんでお礼を言って終了~
齢80を超える、幼少期に日本統治を経験されている方でした。
ボランティアでの案内は、この後も引き続き行われるのかな?
お元気で!
ありがとうございました!!
忘れずに!
個人的に荷物を預けてある方、何か没収されている物がある人(笑)は、出口前の長机に待機している係員さんへの声掛けをお忘れなく!
預かり札と引換えに返却されます。
もし不要なら、そのまま帰っちゃってもOKかも?ですが、係員さんが一時保管したり迷惑が掛かると思われますので、一応受け取って帰りましょう!
リアルに受け取り忘れた場合でも、一定期間は保管してくれそうですが、帰国後に思い出したりすると面倒なので、必ずご確認を!
当日中の引き取り超絶推奨です!ω
総督府の歴史・建築・構造や台湾の行政組織に興味がある方は、是非他サイトをご検索ください!
建てられた当時は、エレベーターをはじめとした最先端技術を駆使した設計であった事
歴史的価値の高い史料が数多く展示されている事
を含め、我々の先人が
本土から遠く離れた地で、如何に勤勉だったか?
欧米列強の脅威に立ち向かっていたか?
更に理解を深める事ができたと思います。
日清講和条約(下関条約)を締結するに至る過程や台湾の割譲(割与)から始まる日台関係、日中戦争をはじめとした大東亜戦争へ向かった歴史等々、賛否両論だと思います。
また、台湾島原住民の方々や、蒋介石さんに率いられて移住した人々の心情、苦難の歴史等々、計り知れない部分も多々あります。
しかし、総督府の見学を通して
先人を同じ日本人として誇りに思い
統治は、けして植民地支配ではなかったと確信する私でした。
そんなこんなで、台北へ移動!
2018/02/08